基本理念: 市民に見える 市民の参加しやすいボランティアセンター
ボランティアセンター武蔵野は市民の意思で開設され、市民自治を大切に今日まで活動してきました。
心豊かな人々を育て、みんなが支え合い、明るい社会を作ることを目指し、市民ひとりひとりが豊かな生活を実現するために、福祉の活動分野だけにとらわれず多方面にわたるボランティア活動を進めると同時に、それらの活動をする団体や人々を支援したり、つながりを大切にすることを目的としています。
そのために、VCM運営委員会においても事業推進のために、運営委員の個人能力と専門性を生かした運営を行っていくとともに、市民ニーズに応えられるボランティアセンター武蔵野を目指します。
ボランティアを必要とする人、活動する人・団体を支援するため、基本理念である「市民に見える 市民の参加しやすいVCM」をめざし、以下の3つの活動目標を重点的な取り組みとして掲げます。
VCM基本理念
活動方針
【令和6年度VCM活動方針】
地域の活動全般に大きく影響を与えてきた新型コロナウイルスも5類への移行によって、地域活動は再開され、コロナ前に近い形での活動が行える環境が整いつつあります。しかし、活動への参加を呼び掛けるイベントや、活動再開の支援を目的とした講座自体の参加状況は低調な状況が続いており、これまで活動をしてきた人の活動再開の支援や活動に関心がある人の発掘は進んでいない状況があります。
そこで、地域でのボランティア活動が今後先細っていくことのないよう、改めて「団体や個人の活動再開に関わるニーズ」を調査するとともに、活動に関心を持つ人がより参加しやすい仕組みを模索していく必要があります。今年度は担い手の支援・発掘を事業の柱として進めていきます。
1. ボランティアに関するニーズを調べ、事業を行います
コロナ禍で活動を休止・縮小していた団体・個人が置かれている環境は、これまで以上に多様化していることが考えられます。また、ボランティアを始める人に向けたきっかけづくり、しくみづくりもこれまでとは違うアプローチも必要となる可能性があります。活動している人、再開する人、これから始める人に向けて適切な発信ができるよう、VCM活動会員や地域団体、大学生などを対象にボランティア活動に関するニーズや活動に関わる課題などについての調査を実施します。
2.多世代の「新しい担い手」とつながり、その活動をサポートします
個人・団体ともにすべての世代において「新たな担い手の育成」が課題となっています。長年取り組んできたシニア層の地域デビューを応援する「お父さんお帰りなさいパーティ」、昨年発足した次世代の担い手の発掘・育成のしかけとしくみづくりである「次世代育成プロジェクト」による取り組みの定着に加え、中高生の地域活動のきっかけと場づくりを進めていくことで「多世代」にわたる担い手づくりに取り組んでいきます。
3. みんなが知っているボランティアセンターに!
まずはVCMそのものの認知度を高める取り組みを進めます。広報紙やHP、SNS、メールマガジンなど様々な広報媒体による情報発信を充実させ、事業を見えやすくするとともに、他団体や他分野の広報活動・事業も調査・研究することで、より効果的なセンターのプロモーションを実施していきます。